2014-10-17

Windows 10 で Windows To Go !

外付け記憶デバイスで Windows を運べてしまう「Windows To Go」を Windows 10 でも試してみた。




必要なモノ

  • Windows 10 Technical Preview for Enterprise
    ただの Windows 10 Technical Preview では不可。Microsoft アカウントがあれば誰でも DL 可能。
  • USBメモリや外付けHDD/SSDなどの外付け記憶デバイス
    (確か) 32GB 以上、中身が消えてもイイ or 空であるもの。USB 3.0 推奨。
  • やる気
    難しいことはないけど、わりと重要。



手順


(1) Windows To Go メディア作成ツールを起動します。起動方法はいくつかありますが、起動できればなんでもいいです。

検索で「Windows To Go」と検索してもいいです。


もしくは、ファイル名を指定して実行 (Windows + R) で、"pwcreator" と入力してもいいです。


(2) 使用するデバイスを選択します。今回は USB 2.0 の外付け HDD を使ったので、下に警告が出ています。


(3) Windows Technical Preview のイメージを指定します。[Add search location] をクリックします。

Windows 10 Technical Preview インストールディスク内の "sources" フォルダを選択します。

すると、フォルダ内の検索が行われ、イメージファイル (install.wim) が選択可能になります。


(4) BitLocker の設定をします。ディスクを暗号化して、セキュリティを高めたいのであれば設定してください。私には必要ないのでスキップしました。


(5) 作成前の最終確認です。「作成中はディスクを抜くな!」とか、「ディスクの内容は全部消えるよ!」と警告しています。念のため問題が無いか確認しておきましょう。問題ないことが確認できた上で [Create] をクリックしましょう。そうするとディスク作成が開始されます。


(6) 作成中… ひたすら待ちです。


(7) Windows To Go メディアの作成が終了しました。最後に、Windows To Go メディアから起動するようにブートオプションを選びます。再起動時に自動的に起動するように設定するかを選択します。
[Yes] を選択した場合には、「別ドライブからの起動が上手くいかないかも」的なことが注意書きとして書かれています。[No] を選んだ場合は「自分でやってね」ってなってます。私の場合、自分でどうにかできるので、[No] を選択し、[Save and close] を選びプログラムを終了しました。



と、以上で完成です。

後は、USB 記憶デバイスを PC に繋ぎ、BIOS や EFI でブート順序を変更して、起動するだけです!
とっても簡単です♪

DOS/V マシンでも当然動作しますが、こんなことも可能♪


Bootcamp で構築することなく、Windows 10 を走らせることができちゃうのです。
Mac からの起動方法は、Option キーを押しながら Mac の電源を入れ、接続した USB ドライブから EFI ブートすれば OK です!
# 上の作成方法で使ったドライブとは別のドライブ (I-O DATA かくうす9 HDPX-UTSS120K) で試しています。


# 今だと Transcend くらいしか外付け SSD を販売していないみたいです……

2 件のコメント :

  1. こんにちは。
    勉強中の素人なので、教えていただきたいのですが、「Windows 10 Technical Preview for Enterprise」は、例の90日間お試し出来ますのOSですよね。ということは、3ヶ月でインストールし直しになるんでしょうか? その場合、USBメモリーの「Windows To Go」も終了となるんでしょうかね?どうでしょ?

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    1. Furusawa Zen-ichi さん、こんにちは。
      随分前にやったことなので、記憶が定かではありませんが、Windows 10 Technical Preview for Enterprise での Windows To Go では、Technical Preview 用のライセンスキーでは、そもそもライセンス認証に失敗したような気がします。 (本投稿の最後の写真で、「Windows is not activated.」となっているのが見て取れるので。)

      ただ、現在は Technical Preview 版ではなく、製品版仕様の Windows 10 Enterprise が提供されており、そちらでの扱いがどうなっているのかは検証していないので、なんとも言えないですね…… 一応、評価対象の項目として Windows To Go も含まれているようなので、恐らく同じ期間のライセンスが付与されるのではないかなと思います。

      是非、試して頂いて、その結果を教えていただければありがたく思います。

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