2015-05-12

ドットフォルダでもないのに、何故か隠しフォルダになってしまったフォルダを元に戻す

やや長めのタイトルですが、今回の内容はそんな感じ。

ドットファイル/ドットフォルダとは、Linux/UNIX 環境における隠しファイル/フォルダのこと。
ファイル/フォルダ名の先頭にドット "." がついているので、そう呼ばれている。

でも、今回隠しフォルダになってしまったフォルダにはドットなんてついていません。


「どうしたら戻せるんだー!」

……そんな話です。



手始めに、ターミナルで下のコマンドを試しました。隠しフラグを消すコマンド。
$ chflags -nohidden <target-folder>

まぁ、うまくいきませんでしたが。


どうしたものかなぁと、眺めていると権限の最後に "@" がついていることに気づいた。

調べてみると、「Extended Attributes」ってやつらしい。
OS X 上で、高度なファイル管理 (拡張されたファイル管理) をするために使っているみたいで、どうもコイツが怪しい。
この属性を取り除くためのコマンドは次の通り。

$ xattr -d <attr_name> <target>

<attr_name> には、"ls -l@" をした時、ターゲットのファイル/フォルダの下に出てくる、属性 (今回は、com.apple.FinderInfo) を指定する。
<target> には、Extended Attributes を除去したいファイル/フォルダのパスを指定する。


実行してみると……消えてる。

Finder から確認してみると……直ってる!


めでたしめでたし。


# 参考

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