Yosemite とか動いてたら、もっといい夢だったんですけど。
そもそも「Lenovo IdeaPad S10-2」ってのは、俗にいう「ネットブック」に該当する PC。
天板のデザインがなかなか特徴的。
スペックとしては、
CPU | Intel® Atom™ Processor N280 (1-Core, 512K Cache, 1.66 GHz, 667 MHz FSB) |
---|---|
Chipset | Mobile Intel® 945GSE Express Chipset |
Graphic | Intel® Graphic Media Accelerator 950 (Integrated) |
RAM | PC2-5300 (DDR2-667) SDRAM 1GB |
Storage | Western Digital WD Scorpio Blue 160GB (5400RPM) |
OS | Microsoft® Windows® XP Home Edition |
とまぁ、まさにネットブックという感じのスペック。
全体的に心もとない。どうにかすることの出来るメモリも、DDR2 の 2GB メモリの在庫が自宅になかったので、弄ってない。
Windows XP のサポートも終わっており、Windows 7 にするのもありかと思ったが、既に Windows 機は持て余すほどあり、面白みにかけるので、今回はこんな感じで夢を見てみることにした。
夢の中で必要になったものは、次の4つ。
- Mac
もしくは、Mac 相当の環境 (Hackintosh, OSx86 とか呼ばれてるアレ) - USB メモリ
8 GB 以上、中身が消えても問題ないもの - Mac OS X 10.6 Snow Leopard インストールディスク or イメージ
密林さんとかで手に入れるのが無難かと。 - S10 Snow Leopard Enabler
v1.1.19 を使用。v1.1.18 の方が手に入れやすいかも。
で、この後の流れとしては、
- S10 の BIOS アップデート (Windows 上でしか出来ないので、あらかじめやっておくこと!)
- Mac (or 互換環境) 上で、インストールメディアを作る
- S10 に Mac をインストールする
- アップデートする
- 完成!
【 インストールメディアの作成 】
手順は非常に簡単。詳細は、S10 Snow Leopard Enabler 内のドキュメントを参照。
(1) USB メモリに Mac OS X 10.6 Snow Leopard のインストールイメージを復元
左の方にある「Mac OS X Install DVD」というのが、Mac OS X 10.6 Snow Leopard インストールディスク。同様に「Flash Media」というのが、USB メモリ。
前者をソース、後者を復元先として復元してあげれば OK。
(2) S10 Snow Leopard Enabler で、インストールメディアをカスタマイズ
用意した S10 Snow Leopard Enabler を起動。
インストール先を USB メモリにするのを間違えないように!
と、これでインストールメディアの準備は完了。
次のステップに移っていきます。
【 S10 に Mac をインストール 】
AC アダプタに繋いで実行してください。
時間がかかるため、バッテリでは持たないという理由もありますが、AC 接続時の方が CPU のパワーが全力になってくれるので、早くインストールが終わります。
先ほど作成したインストールメディアを S10 に挿し、F12 を連打しながら S10 を起動して、接続したインストールメディアからブートします。
起動中……
言語選択。日本語でいいかと。
準備中。
インストーラ起動。
HDDをフォーマットするために「ディスクユーティリティ」を起動。
HDD を適当にフォーマット。フォーマットを「Mac OS 拡張 (ジャーナリング)」、名前を「Macintosh HD」とかにして、フォーマット。
先ほどフォーマットした HDD をターゲットに。間違っても、インストールメディアをターゲットにしてはいけない。
インストール開始。
長い。
完了! (インストール開始から大体1時間くらい。)
再起動。
おおお!
【 設定変更 】
インストール後は軽く設定を弄っておくといい。
真っ先にスリープ機能の無効化をしておくこと。バッテリ時、電源アダプタ接続時とも。
これをしておかないと、スリープから復帰できず、インストールし直すことになる。
悲劇を回避するために必須。
スクリーンセーバを止めた方がいいって聞こえたような気がしたが、お好きにどうぞ。
トラックパッドの設定とかも弄っておくと操作性が向上するかと。
言うまでもないが、Apple 製の TrackPad とは全く別物なので、操作性は期待してはいけない。
【 アップデート 】
自動アップデートでもいいみたいだが、手動 + アップデータ保存を推奨。(というか、インストールに失敗してカーネルパニックになったりした時、再インストールすることになると、再ダウンロードはしんどいので。)
最新版でも古いのだが、アップデートしないよりはマシだと思う。
- Mac OS X Update 10.6.8 v1.1 (Combo)
- Security Update 2013-004
- Safari v5.1.10
- Migration Assitant Update for Snow Leopard v1.1
- Apple Remote Desktop Client v3.5.4
- iTunes 11.4 for OS X 10.6
- Apple Software Installer Update v1.0
- Java for Mac OS X 10.6 Update 17
とりあえず、「Mac OS X Update 10.6.8 v1.1 (Combo)」を使って、Mac OS X 10.6 Snow Leopard の最終バージョン 10.6.8 にアップデートする。
再起動してOK。
その後、「S10 Snow Leopard Enabler」を Mac OS X インストールディスクに対してインストールする。
それが済んだら、後は適当にアップデートしてあげれば完了。
また夢を見ることができたら、スリープをどうにかしたいですね。 (導入に失敗し、再インストールするはめになって、トラウマになってます……)
【 参考 】
- ネットブックにMac OS X Snow Leopardをインストールしてみた [方法] | Kotyan Life
- Hackintosh-nt - よろずな小道具屋 ISHIGE-JP.COM
- DELL Inspiron Mini 10v(mini 9含む)で、Snow Leopardの夢を見る その13 - とむむの日々
【 ツール 】
- S10 Snow Leopard Enabler v1.1.18
- S10 Snow Leopard Enabler v1.1.19
- NetbookInstaller (今回は使っていない。)
- Kext Utility 2.4.2 (Kernel Extension 周りのパーミッションとかを上手くやってくれるらしい。)
- Mirror Displays — Fabián Cañas (外部ディスプレイを繋いだ際、ミラーリングしてしまったときに非常に役立ちます。)
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