2018-01-21

WZR-300HP の DD-WRT を更新してみた。


というわけ (どういうわけ?) で、遠い昔に WZR-300HP にインストールした DD-WRT を更新してみた。

今回の対象機器は BUFFALO の WZR-300HP ですが、基本的な流れは他の機器でも同じかと。



きっかけ


なんとなく DD-WRT 設定を弄っている中で、最新版ってないのかなってググってたら、とある記事に遭遇。

以前 DD-WRT 導入時に参照していた、データベースページは更新されていないと書かれており、最新は FTP サーバから直にダウンロードする必要があるとのことであった。

ちらっと、FTP サーバの中を見てみたら、しっかり最新版まで WZR-300HP もイメージが提供されている。
これは最新版に更新するしかないなと、そう思ってしまったわけです。



DD-WRT のダウンロード


DD-WRT が何かという話は勝手にググってもらって。
で、重要なダウンロード先ですが、コチラから辿っていく形。
# 上の階層には安定版が格納されていると思われる「stables」のフォルダがあるのですが、更新が止まってしまっているので、「betas」を漁ります。まぁ、これまで導入していたのもベータ版だったので、気にもならず。

ネットワーク機器のファームは商用だったら枯れた安定版に限るって感じですが、個人利用なので、今回は最新版 (作業時点では v3.0-r34578) を突っ込む方向で。
ダウンロード先のページから
[2018] - [01-19-2018-r34578] - [buffalo_wzr-300hp]
と、順にたどっていくと、お目当てのブツが。


「buffalo_to_ddwrt_webflash-MULTI.bin」と「wzr-300hp-dd-wrt-webupgrade-MULTI.bin」がありますが、今回はアップグレードするので、後者をダウンロード。
# DD-WRT ではなく BUFFALO 謹製のオリジナルファームから DD-WRT にする場合は前者をダウンロードして、以前の記事を参考にして当てていただければと。

相変わらずどこにもハッシュ値とか書いておらず、チェックサムで確認できないのがやや怖いですが、ファイルサイズが一致しているかくらいは確認しておきましょう。
# 一応、今回使用した v3.0-r34578 のハッシュ値 (SHA-1) はこんな感じ。
# DD-WRT v3.0-r34578 std (01/19/18)

buffalo_to_ddwrt_webflash-MULTI.bin
61143f6b3f2682891e0bac5a2310afcf09f7f36f

wzr-300hp-dd-wrt-webupgrade-MULTI.bin
71339b6d901d9ab94dd5ca03ff7c7a5132ae7dc2



DD-WRT のアップグレード


今回は、以前導入した v24-sp2 (r21223) からの更新という形ですが、どのバージョンでも操作はそれほど変わらないと思います。
# 繰り返しになりますが、BUFFALO 版の場合は以前の記事を参考のこと。

まず、DD-WRT のコントロールパネルにアクセスし、[管理] - [ファームウェア更新] (英語なら [Administration] - [Firmware Upgrade]) を開き、ダウンロードしたファームウェア (wzr-300hp-dd-wrt-webupgrade-MULTI.bin) を [参照...] で参照し、[更新の実行] をクリックして待つ。
# 設定を維持するなら、"After flashing, reset to" は [Don't reset] のままで!

再起動が終わり、立ち上がってくれば更新成功!


ファームの更新をしてみたところ、少し設定項目が増えたり、見た目が少し変わっているくらいで、基本的にはそれほど変わらない印象。
更新パスがないかと思っていて、放置していたけど、まだまだ更新されそうで少し安心&楽しみが増えました笑

3 件のコメント :

  1. ssh 使用可能でしょうか?
    DD-WRT v24-sp2 std (c) 2013 NewMedia-NET GmbH
    Release: 03/25/13 では
    ssh -v で以下の様に接続できないもんで(TT)

    debug1: kex: host key algorithm: ssh-rsa
    debug1: kex: server->client cipher: aes128-ctr MAC: hmac-sha1 compression: none
    debug1: kex: client->server cipher: aes128-ctr MAC: hmac-sha1 compression: none
    debug1: sending SSH2_MSG_KEXDH_INIT
    debug1: expecting SSH2_MSG_KEXDH_REPLY
    Connection closed by 192.168.1.1 port 22

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    1. tapx2 さん

      返信が遅くなり、ごめんなさい!
      本記事でアップデートした WZR-300HP
      の Web 管理画面で、[ネットワーク] - [サーバ/サービス] タブ - [Secure Shell] - [SSH サービス] を有効にし、パスワードログインで
      SSH してみたところ問題なくログインできました。 (Android アプリの「JuiceSSH」にて検証。)

      注意点としては、Web コンソールにログインしているパスワードはそのままでよいのですが、ユーザ名は root にしないといけないようですね。

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    2. 質問者です。参考になりました。
      現在使っている環境にいつでも戻せる状態にして
      アップデートしたいと思います

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