2019-09-01

Fitbit Alta HR の分解と電池交換

充電が一切できなくなってしまった Fitbit Alta HR の分解&ダメ元電池交換をしてみた。




■ 必要なもの

  • Fitbit Alta HR
    • いうまでもなく。
  • 分解器具
    • 非常に薄いカード的なもの
    • iSesamo があると傷つけずに開けれられるし、かなり楽に作業ができるかと。iSesamo は公式のものより、分解工房モデルのほうがお安いのでコチラがオススメ。
  • ヘクスローブドライバ (T2)
    • 個人的に使っているのはアイネックスの「TL-015」という特殊ドライバーセット。
  • はんだごてとはんだ
    • バッテリーは基盤とハンダで直付けしてあるので、交換するなら必須。
    • はんだ吸い取り線があるとなおベター
  • 交換用バッテリー
    • これを手に入れるのが一番難しいかと。
    • Amazon.co.jp では売っていなかったので、AliExpress で互換バッテリー「WL-FBT07」を購入。手に入れば何でも OK。





購入したバッテリーはこんなやつで、ミ○キーのオマケが付いてきました笑



というわけで分解していきます!

まずはディスプレイ側の黒いカバーを外していきます。
下の画像あたりに差し込み、グリグリしているとカバーが浮いてきます。
パッキンがあるのみで、接着剤でついているわけではありません。



カバーが外れるとこんな感じになります。



次にディスプレイを浮かせます。両面テープで張り付いているだけなので、ディスプレイ下の隙間に薄いカードを差し込んで優しくテコの原理で浮かせていきます。
浮いたらディスプレイのフレキシブルケーブルとセンサーに繋がっているケーブルを外します。



ディスプレイとセンサーのフレキシブルケーブルを外したら、今度はヘクスローブネジ (T2) を2つ外します。



外すと基盤が浮かせられるようになるので、ゆっくりと浮かしてください。
基盤の下側に両面テープで固定されているバッテリーがあるので、隙間に薄いカード (iSesamo) などを差し込んで浮かせるとボディから基盤 + バッテリーが取り外せます。



バッテリーが取り外せたら、交換していきます。
# 今回購入した互換バッテリーは、元々のと雰囲気が随分と違います。スペックも純正が 出力 45 mAh / 3.8 V に対し、出力 40 mAh / 3.7 V とスペックにも違いが。



固定して、古いバッテリーを外します。
手持ちのはんだを盛ってから外すのがよいでしょう。



取り外せたら、はんだ吸い取り線を使ってはんだ箇所をきれいにし、新しいはんだを盛って、新しいバッテリを取り付けます。この際、プラスマイナスを間違えたり、ショートさせないように気をつける。
# 作業机に何も敷いていなかったので、机を焼き、黒くしてしまいました……笑



取り付け終わったら、逆の手順でもとに戻します。



充電してみて、問題なく動作するか確認しましょう。
問題なさげであれば、完了です!


2 件のコメント :

  1. 下記、ご教示下さい。
    説明文に「ディスプレイのフレキシブルケーブルとセンサーに繋がっているケーブルを外します。ディスプレイとセンサーのフレキシブルケーブルを外したら、今度はヘクスローブネジ (T2) を2つ外します。」とありますが、組み立ての時に外したフレキシブルケーブルはセンサーに繋がっているケーブルと如何にして繋ぐのか判りません。
    宜しくお願いします。

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    1. もうすでに修理済みかなと思いますが、フレキシブルケーブルが差し込まれていたコネクタにある黒い部分の爪を起こした後、フレキシブルケーブルを差し込んで、爪を倒すことで元に戻るかと思います。

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