2015-05-12

OS X のインストールディスクイメージ作成スクリプト

最近、OS の再インストール用ツールは USB メモリでインストールディスクを作るのが一般的となっているけれど、何度も書き換えができる USB メモリをこういった用途で使うのは好きではなく、DVD などの光学メディアで作りたい人向け。

【 2015/10/15 追記 】
OS X El Capitan 対応化しました。
やっている作業自体は同じですが、<nickname> にスペースが入ることを想定した仕様になっていなかったので、そこら辺を改良してあります。
完成したファイルを実際のディスクに書き込んで、起動テストはしてないのですが、おそらく大丈夫だと思います。

【 2015/10/29 追記 】
OS X El Capitan 対応化を強化しました。 (これまでのだと上手く動かなかったかもしれない。)
一応過去のバージョンでの処理は分岐した形にしてあるのですが、新しいやり方でも過去のバージョンは動くのではと思っているので、そのうち統合するかもしれません。
特に ISO イメージの作成、夢を見ることが可能になっているはずです。 (参考)



毎回コマンドを実行してもいいのだけれど、年1くらいで新しいバージョンになって、だんだんと手作業は面倒になってきたこともあり、自動生成するためのスクリプトにまとめてみました。一応 OS X Yosemite 用ということにしておきますが、OS X Mavericks でも使えると思います。
# どうも、このインストール DVD は、夢を見るのにも使えるらしい。

<nickname> というのは、例えば Yosemite とか Mavericks のことです。適当に置き換えてください。

【 イメージの作り方 】
  1. 「OS X <nickname> インストール」を用意します。 (App Store からダウンロードします。ダウンロードが終わるとインストールを進めるようウィンドウが現れますが、キャンセルして「アプリケーション」内にある「OS X <nickname> インストール」を作業用フォルダにコピーしてあげてください。)
  2. 下にある「OS X インストールディスクイメージ作成スクリプト」を適当なテキストエディタに貼り付け (変数 nickname を適切なものに変え) て、拡張子を command として保存してください。 
  3.  「OS X インストールディスクイメージ作成スクリプト」に実行権限を付加してください。 (「ターミナル」で、"chmod +x <script-file>" と実行してください。)
  4.  「OS X <nickname> インストール」と「OS X インストールディスクイメージ作成スクリプト」を同じ場所 (例えば、デスクトップ) に置いた後、スクリプトをダブルクリックして実行してください。
  5. ターミナルが立ち上がり、自動的に処理が進むはずです。
  6. <nickname>.sparseimage が消え、<nickname>.dmg が出力されれば完了です。
  7. 「ディスクユーティリティ」で適当な光学ディスクに書き込んでください。

【 OS X インストールディスクイメージ作成スクリプト 】

GitHubにて公開中。

【 ディスクの使い方 】
別投稿「とりとめもないはなし。: OS X 初期化の覚書」を参照してください。


# 参考


# BD-R (6GB もあれば十分なのでもったいない気もするが安い。ただ、BD への書き込みができるドライブがないと使えない。)



# DVD+R DL or DVD-R DL (サイズ的にはこっちがちょうどいいけど、BD より高い。ただ、一般的な DVD ドライブなら使え、汎用性が高いのが利点。)


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